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スロットル不調-2 スロポジセンサーのリビルド@Ducati748

ドゥカティ東京-DUCATI TOKYO

東京西部・多摩方面でDucati748をいじったり乗ったりしてます。

スロットル不調-2 スロポジセンサーのリビルド@Ducati748

2017/08/06

スロットルボディの動きが悪い問題。

その後スロットルボディをウチの中に持ち込んでバラしにかかったところ、リンケージとかスロットルバルブのシャフトは問題なくスロットルポジションセンサーの動きが重い事が判明。

スロットルポジションセンサー(284.4.001.1B Potentiometer PF09/04)を外してみたらなんか液がタレてくるし中でちゃぷちゃぷ音してる…。

さらに分解。バラす前提の造りではなく、ビスではなく釘っぽい物で締められてる。

PF09_pins

けど無理やりマイナスのドライバー突っ込んでコジったら意外とすんなり開いた。慎重に2分割(貝を開くように)。やはり中はたっぷり水で満たされてましたあ!

pf09_water

これってもしかして最初っからこういう造り?!っていうぐらい。

同様のトラブルが無いか調べてみたがそれらしい情報はなかった。

2007年にMonsterS4RSがこの部品に繋がるコネクタから浸水するってリコールを出してたのを見つけたんだが違う部品。

ちなみに同じ部品がランチアとかフォードで使われてる(WEBER PF09)みたい。

国内ですぐに価格がわかるサイトは無いので海外で調べると新品で500ドル弱とか。中古で50~100ドルぐらい。

あとはオクでドナーのスロットルボディを5千円~2万円ぐらいで買うとか。

しかし、値段の割に単純な構造(内部構造は単に戻り用スプリングと可変抵抗)なのでリビルド。手順は以下のとおり。

  1. たっぷり溜まった水とオイル汚れを丹念に洗う。念のためテスター当ててスペックどおり55kΩであることを確認。
  2. pf09_test

  3. グリスアップ。軸部は再浸水予防の為、リチウム系を大目に。ブラシ部には接点グリスを。
  4. シリコンの液ガスで再シール+もとあったピンを刺す。青いのはマスキングテープ。
  5. PF09_inner

  6. クランプで締め付ける。
  7. PF09_rebuild

  8. 一晩乾燥させます。

今日はココまで!

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