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超難関!HID装着 Ducati848EVOに乗り換えたツレの話 Vol.21

ドゥカティ東京-DUCATI TOKYO

東京西部・多摩方面でDucati748をいじったり乗ったりしてます。

超難関!HID装着 Ducati848EVOに乗り換えたツレの話 Vol.21

2019/02/03

その日の晩に予定していたツーリングが天候不良で中止になってやることがないので、面倒くさくて放置していたHIDを取付けることにした。
当然ながら車種専用品ではない為、難航するのは予想出来ていたのだが…。

今回導入するのは
88ハウス ラウドHID 45W シングルタイプ コンバージョンキット 5500KH8(H-8・9・11) 45W バラスト:BLACKSTAR品番[W-88H-2166]

¥24,094 by:Webike←ほとんど値引きなしw(ちなみに1098系のバルブはH11)

HIDの老舗メーカーで、ほぼ国産?ってのもあり輸入品よりは信頼度が高い。
88ハウスのHPを見てると海外品は55wでもちゃんとそれが出ていない場合が多く、色温度も安定していないことがあるようだ。
なので値段は倍近いがすぐに壊れて買い替えるよりは安心かと・・・
今回45wタイプをチョイスしたのは、55wだとヘッドライトレンズが焼けたりする、35wでは光量が足りないのでその中間をチョイス。
メーカーがこんな中間タイプなんてものを出すくらいだからちゃんと出力できていると考える。
早速作業に取り掛かる・・・

1.サイドカウルの取り外し

取り外しに関する一連の作業はバッテリーの脱着やら各種カスタム時に当たり前のように外すので作業時間はそれほどかからず10分程度で完了。
脱着の度に樹脂製ワッシャーを紛失しがちなので慎重に・・・。
なくすと意外と高い
サイドカウル取り外し

2.バルブの空焼き

マニュアルには10分ほど空焼きをとあるが充電設備がないのと面倒くさいこともあり、2分程度で完了。
ここで後輩君が助っ人で来てくれて作業にあたる。
後々解ったことだが、本来の配線を行うとキーONでヘッドライトが点灯する。
その後エンジンがかからなかった場合、バイク本体の安全機構が作動し60秒で給電がストップされる仕組み。
そんなこととはつゆ知らず面倒くさいという理由で、リレーを介さずバッテリーに直接接続して点灯。
すると10秒ほどで煙が少々出てくる。
1分後くらいから煙が完全に出なくなり2分程度で空焼き終了。
(本来はもっとすべきかもしれないが、手で持っているのが辛かったwそれと眩しすぎて写真が取れないので、文章だけ)

3.バルブの取付け

空焼きしたバルブをその辺に置いて落下などで壊さない為にも、先に取り付けてしまう。
バルブの取付け
バルブの取付け 2
バルブの取付け 3
バルブの取付け 4

(最初は破損防止の為の処置だったが結局最後まで外されることはなかったwちなみに外した純正ハロゲンはフィリップス製←これが暗い(-_-;)

4.バラスト・イグナイターの取付け

某ブログで、右サイドのクーラントタンクの右上あたりにセットしているのを真似てほぼ同じ位置にセット。
バラスト・イグナイターの取付け

バッテリーがある左側の方が配線上都合が良いのだが、いろんなものが密集しているのでスペースが無いので比較的余裕のある右側が無難。
とりあえずバラスト本体は他社品の半分くらいの薄さのブラックスターを選択しているので、フレームから出ないようにインシュロックで三カ所固定。
留めてから思ったのだが、トレリスフレームと干渉する部分にはキズ防止の為、ゴムか何かを貼っておいた方がよかった・・・が、見えない部分につきそのままにw
イグナイターについては、バラストから100mm程度の短い配線なので、フレームに沿う形でバラストの斜め上に設置。
(今度は、接地面に両面テープで保護しながらの取付け)←ただこの時点では仮止め。

5.リレー&ヒューズボックスの取付け

これを雨のかかりにくい場所にと考えた結果メーター裏がベストと思われる為、結局アッパーカウルを外す羽目に。
リレー&ヒューズボックスの取付け

この作業も以前にやっているのでサクサクッと外せたのだが、例のヘッドライトの眉間部分裏側のボルトはヘキサゴン(普通の六角キャップボルト)の5mmってことが今更わかったw
アッパーカウル内側

なので、外装はヘックスローブ、内装はヘキサゴン外装取り外しなのにちょっと中からアクセスするタイプはヘキサゴン。
判定が難しいw

外してみると前回配線ショートのトラブルシュート時に確認したメーター裏のメインハーネス部分に結構なスペースがあるので、リレーとヒューズボックスを既存のリレーにインシュロック止めで完了。
メーター裏のメインハーネス部分

6.ヘッドライトカバーへの配線通し

バーナーからの配線とリレーからの配線はヘッドライトカバーを通す必要がある為、予め加工しておいたものを使用。
ヘッドライトカバー
ヘッドライトカバー穴あけ
ヘッドライトカバーと蓋

φ30mmのホールソーで穴をあけたところにラバーの配線通しキャップをはめる。そこに切り欠きを入れてコネクターやら配線を通す。
バーナーからの配線がストレートに伸びているタイプはカバーに干渉するので、ちょうどの部分にラバーの配線通しのキャップがあればよいが、想定していなかったので少々加工を施して押しこむことに…。

7.本体側ヘッドライト配線へのエレクトロタップの取付け

H11ハロゲンに接続するコネクターの配線部分にエレクロトタップを取り付けるのだが、先ずは+電源を確認。検電テスターを使い、ワニクリップをアース(トレリスフレームのカウル取付金具部分)してヘッドライト配線に差し込んでONして極性を確認。
検電テスターはエーモンでもよいができればV字フックに線をかけて針を刺すタイプの方が、どこでも検出できるのでお勧め。
検電テスター

結果、+は黄線と判明、そしてようやくエレクトロタップの取付け。
HIDキットに付属のエレクトロタップは、導通に失敗しそうでさらにサイズが大きい、ヘッドライト内に2個入れるのが難しそうなので、平端子で抜き差しできるタイプに変更。
これなら省スペースで後々楽。
平端子エレクトロタップ

8.バーナーの仮配線

バラスト→イグナイターからの配線とバーナーからの配線の借り組み。マグネシウムのメーターステー(中央部)を通してコネクターを接続してみたが、長さがギリギリ。
で、ハンドルを切ったらフォークが干渉して失敗に終わる。
再検討した結果、右側のダクトに這わせて接続する方向へ変更、これならハンドルの干渉はない。
エアダクトカバーはアッパーを外さないと取れない仕組みになっているので外しておいて正解だった。ダクト中央部に適当にインシュロックでとめてカバーを取り付けて完了。
取り付け完了

配線長さが足りずに一瞬焦ったが、代案がすんなりいってしまった。

9.電源線の接続

最後に電源線なんだが、マニュアルでは+-共にバッテリーへとあったのでマイナスをその辺にボディアースせず、マニュアルに従う。
メーター裏からメインハーネスになぞらえ配線を通し、適当な長さにカットしてPPSと同じようにバッテリーに接続。
電源の接続

仮組み状態にて点灯確認。
点灯確認
点灯確認2

問題なく点灯で、各部を点検しながらカウルを装着して後片付けが完了。
17:30から初めてすべてが終了したのが23:00ごろ、結局5.5時間かかってしまった。
私の作業スピードが遅いのもあるが、現物合わせで発生するトラブルを回避しながらとなると納得いく時間かもしれない。
照射
完成

帰り支度を済ませて乗車。

インプレ

ハロゲンよりは格段に明るくなったが配光は従来通り…そりゃそうだw
35wより明るくて55wほど強烈ではない、その間をとったマイルドな明るさ、それ以上でもそれ以下でもない明るさ、それが45wほんとにそんな感じだった。
これで買いためた部品の装着がほぼほぼ完了。
次のカスタムはいよいよ…。
あーとにかく疲れた。

-Ducati 848EVO
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