Notice: Function wp_register_script was called incorrectly. Scripts and styles should not be registered or enqueued until the wp_enqueue_scripts, admin_enqueue_scripts, or login_enqueue_scripts hooks. This notice was triggered by the wp-associate-post-r2-product-editor-script handle. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 3.3.0.) in /home/misapc/ducatitokyo.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 5905
謎のエンジンストールと対策

ドゥカティ東京-DUCATI TOKYO

東京西部・多摩方面でDucati748をいじったり乗ったりしてます。

謎のエンジンストールと対策

2018/11/14

ここ何回かギアを入れると点火がカットされ、エンジンストールという症状が時々出ています。
スタンドは上がっているのに。
いろいろしているうちに解消して走り出せるので出先から戻れずって程深刻では無いのですが。

現象~原因の考察

  1. ギアを入れた瞬間のショックは無し=駆動力がミッションに伝わる前にストール。
    → クラッチ張り付きとかでは無く点火がカットされている。スタンドが出たままギアを入れようとした時と同じ。この状態ではセル回らず。ニュートラルにすると始動可能。
  2. サイドスタンドバイパス回路を外してみる=現象再現
    → 回路の不良では無さそうですが念のため作りなおして再装着。
  3. メインキーon/off、キルスイッチon/off、スタンドagesage等してみる
    → スタンドagesageが効果あり
  4. ニュートラルランプの動作は良好=ニュートラルセンサーは問題ない(はず)

以上の結果から今のところサイドスタンドリレーの不良を疑っております。
接点不良も考えられるのでバッテリー横のリレー達は接点グリスを塗って様子を見ましたが、また症状が出たので中古の替えを持って走る事にしています。

おまけ:サイドスタンドセーフティーセンサーキャンセラーの作り直し

この回路、なんと呼べばスマートなのかよくわかりませんが、要はサイドスタンドが下りているとエンジンがかからない仕掛けをキャンセルするものであります。仕組みは簡単でサイドスタンドスイッチとニュートラルセンサーをバイパスしてやるものです。

材料

適当なワイヤー、60cm程度。

適当な整流ダイオード … 今回はFairchild 1N4001(50V/1A)をアキバで購入。10本50円とか

熱収縮チューブ、10cm程度。

作業工程

  1. ワイヤーを半分に切り、間にダイオードをハンダ付けします。シルバーの帯がある側(カソード)に印を付けておきましょう。

  2. 熱収縮チューブで保護します。

  3. 印がある側をニュートラルセンサーから出たワイヤーにタップで割り込ませます

  4. 反対側をサイドスタンドスイッチから出たワイヤーのうち●色にタップで割り込ませます。

動作確認

  1. サイドスタンドが下りている&ニュートラルでエンジンが掛かること
  2. サイドスタンドが下りている&ギアを入れると点火カットされる事
  3. サイドスタンドが下りている&ギアが入っているときにセルは回らない
  4. サイドスタンドが上がっている・ギアを入れても点火カットされない=走り出せる、セルも回る事

参考資料

748回路図


<メモ>
54140031A relay リレー
82910941D Holder リレーホルダー
77911371A Special screw ミラーを留めるビス

-Bike, Ducati 748, maintenance
-, , , , , ,